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レインボースネークヘッド スズキ目・タイワンドジョウ科



レインボースネークヘッド


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標準和名 レインボースネークヘッド
分 類 スズキ目・タイワンドジョウ亜目・タイワンドジョウ科・タイワンドジョウ属
学 名 Channa bleheri
英 名 Rainbow snakehead
分 布 インドのアッサム州やアルナーチャル・プラデーシュ州など
生息環境 河川の底層など
全 長 14~17cm 程度
保護状況 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト・準絶滅危惧種(NT)
レインボースネークヘッドはインドのアッサム州やアルナーチャル・プラデーシュ州などに自然分布している淡水魚で、カムルチーなどと同様、タイワンドジョウ科に属している。

体は光沢のある赤色やオレンジ色と緑や青色の斑模様で、頬にも赤っぽい斑が見られる。
背びれとしりびれの基底は長く、各鰭にも暗い赤色の斑や縞模様があるほか、胸びれの基底には青や水色の斑が見られる。
また、同科のドワーフスネークヘッドなどとは似た感じがするが、レインボースネークヘッドには腹びれがない。

多雨で高湿度のブラマプトラ川流域に生息していて、大きいものでも全長20cm程にしか成長しないが、スネークヘッドの仲間は空気呼吸が可能な上鰓器官をもっているので、低酸素状態によく耐えると言われている。

底層を好み、小魚や小型の甲殻類のほか、カエルやミミズ、ムール貝などを食べるが、若い者はユスリカの幼虫なども食べる。

産卵は雌雄のペアで行われ、親は孵化した稚魚の世話をすることが知られている。

レインボースネークヘッドは観賞用などに利用されることもあるが、分布域も限られていて、現在は自然保護連合のレッドリストには準絶滅危惧種(NT)に指定されている。