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キッシンググラミー スズキ目・ヘロストマ科



キッシンググラミー


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標準和名 キッシンググラミー
分 類 スズキ目・キノボリウオ亜目・ヘロストマ科・ヘロストマ属
学 名 Helostoma temmincki
英 名 Kissing gourami
分 布 マレー半島やインドネシアなど
生息環境 低地の河川や池、沼など
全 長 20~30cm 程度
備 考 背びれ・16~18棘13~16軟条、しりびれ・13~15棘17~19軟条
キッシンググラミーはタイやマレー半島、ジャワ島やスマトラ島、ボルネオ島などに分布している淡水魚で、キッシンググラミーの1属1種だけでヘロストマ科を形成している。

体は長い楕円形で、側扁している。
側線は2本で、背びれやしりびれの基底は長く、軟条部は大きい。
また、尾びれは浅く二叉していて、口は吻端にあり突き出ている。
体色は灰褐色や緑がかった銀色のような感じで、背部は濃く、腹部は淡い。

低地の河川や池、沼など、流れの緩やかな水域に生息し、動物プランクトンや水生昆虫、甲殻類のほか、付着藻類なども食べる。

名前は、雄同士が口を合わせて押し合うようにすることから付けられているが、これは闘争行動だと考えられている。
この他、キッシンググラミーは塩干物などの食用に利用されるほか、観賞用に利用されることもある。