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コクテンアオハタ スズキ目・ハタ科



コクテンアオハタ


コクテンアオハタ 1コクテンアオハタ 2コクテンアオハタ 3

標準和名 コクテンアオハタ (黒点青羽太)
分 類 スズキ目・スズキ亜目・ハタ科・マハタ属
学 名 Epinephelus amblycephalus
英 名 Dotted grouper / Banded grouper
分 布 西太平洋、東インド洋など
生息環境 やや深場の岩礁域など
全 長 40~50cm 程度
別名・地方名 アオナシモウオなど
備 考 背びれ・11棘15~16軟条、しりびれ・3棘8軟条
コクテンアオハタは、東シナ海から南シナ海、アラフラ海、サンゴ海などの西太平洋に分布しているハタの仲間で、国内では高知や鹿児島などの南日本に分布している。
また、東インド洋でも見られ、インドネシア南岸やオーストラリア西海岸などにも分布している。

体は長い楕円形で側扁し、眼隔域は狭い。
両顎には一対の犬歯があり、主鰓蓋骨には3本の棘が見られる。
また、尾びれの後縁は丸く、鱗は櫛鱗をしている。

体色は淡い褐色で、頭部を含め、体には暗色の幅広い横帯が7本ほど見られる。
アオハタとはよく似ているが、コクテンアオハタの横帯の両縁には、黒色の小斑点が並んでいる。

水深80~130m程の、沿岸のやや深所の岩礁域や砂泥底に生息し、魚類や甲殻類、頭足類などを食べる。

コクテンアオハタは延縄などで獲られ、食用に利用されるが、流通量は少ない。