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サドルドイールパウト スズキ目・ゲンゲ科



サドルドイールパウト


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標準和名 サドルドイールパウト
分 類 スズキ目・ゲンゲ亜目・ゲンゲ科・マユガジ属
学 名 Lycodes mucosus
英 名 Sadlled eelpout
分 布 北極海など
生息環境 沿岸の泥底など
全 長 20~40cm 程度
備 考 背びれ・82~85軟条、しりびれ・65~67軟条
サドルドイールパウトは、アラスカからカナダに至る北極海やバッフィン湾、ラブラドル海など、冷たい海域に分布しているゲンゲ科の海水魚で、ロシアのオホーツク海沿岸部でも見られる。

体は細長く、頭部は縦扁しているが、体後部へ向かっては側扁している。
口は大きく、頭部や腹側には鱗がないか未発達で、体後半部に見られる。

体色は赤褐色のような色合いで、体側には5~7本ほどの暗色の帯があり、名前のように鞍が掛かっているように見える。
頭部や背びれ、体前半部には白色の斑が見られるが、成長すると、この白斑や暗色の帯は不明瞭になる。

サドルドイールパウトは、泥底や貝殻の混ざるような砂利底などに生息していて、多毛類や甲殻類、魚類などを食べる。
また、普通は水深5m辺りから80m辺りまでで見られるが、水深800mを超えるところにも生息するとも言われている。

詳しい生態などは分かっていないが、大きいものでは50cm近くになるとも言われている。
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